菅野智之 メジャーワースト7失点も6勝目 3被弾含む9安打「原因は分かっている」早期修正へ
「オリオールズ22-8レイズ」(27日、ボルティモア)
派手に打たれた。3本塁打、9安打、7失点は全てメジャー移籍後ワースト。ところが、打線が21安打で22点を奪い、オリオールズ・菅野は6勝目を手にした。「長い野球人生でこれだけ点数を取られて勝ちが付いたのは、おそらく初めて」と目を丸くした。
二回に左打者に3本塁打を許した。先頭の4番打者と1死後の6番にともに甘く入ったカットボールを運ばれ、2死からは2番にカーブを捉えられ3ラン。持ち味の制球の精度を欠き「力みが強かった。ああいうイニングをつくってしまうのは自分自身のもろいところ」と表情を曇らせた。
三回以降は上半身の力を抜き、何とか五回までマウンドを守った。「僕ぐらいのキャリアがあって、こういうの(大崩れ)はよろしくない」と反省しつつ「原因は分かっている」と早期修正を誓った。





