今永昇太 復帰登板5回0封で4勝目 因縁のベースカバーも無事こなす「ほっとした」
「カージナルス0-3カブス」(26日、セントルイス)
カブス・今永昇太投手(31)が元気に帰ってきた。負傷者リスト(IL)から復帰して5回1安打無失点と好投し、4勝目。「しっかり、最大限に準備したことが結果につながった」と自信を取り戻した様子だった。
初回先頭の左打者が速球を引っかけ、一塁手へのゴロになった。左太もも裏を痛めた際と同じベースカバーに入るプレーに、迷いはない。トスを受けてアウトにし「僕もほっとしたし、チームとしてもほっとしてくれたと思う」と息をついた。
IL入りは5月5日で、7週間以上戦線を離れたがブランクは感じさせなかった。マイナーでのリハビリ期間中、多くの選手が虎視眈々(たんたん)とメジャー昇格を狙う現状を目の当たりにして危機感を持ったという。残り半分となったシーズンに「後悔のない日々を毎日、過ごす必要がある」と気を引き締めた。




