菊池雄星 7回2失点で3勝目!今季最多12Kの快投&防御率も2点台に突入 エンゼルスは勝率5割復帰 ワシントン監督休養後初

 「エンゼルス5-2レッドソックス」(25日、アナハイム)

 エンゼルスが3連勝で勝率5割に復帰。先発した菊池雄星投手は7回3安打2失点(自責点0)、今季最多となる12Kをマークして3勝目を挙げた。

 初回に味方の失策からピンチを広げ、ストーリーの2点タイムリーで先制を許した菊池。だが以降は圧巻の投球だった。二回を3者連続三振に仕留めると、三回は安打を許しながらも2奪三振。五回もこの試合2度目の3者連続三振を奪うなど、5回までに11Kをマークした。

 これに打線も応え、四回にアデルとダーノーの2者連続アーチで試合を振り出しに戻すと、五回にも2人の連続適時打で勝ち越しに成功。六回、七回と菊池は三者凡退に抑え、試合の流れを呼び込んでマウンドを降りた。

 これで2試合連続のハイクオリティースタートとなり、自責点0だったことで防御率2・79で2点台に突入。9日のアスレチックス戦以来となる3勝目を挙げた。

 ここ3試合は奪三振率も上昇しており、着実に状態を上げてきた菊池。チームもワシントン監督が無期限休養となった中、勝率5割に復帰した。

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