エンゼルスが逆転サヨナラ勝ち!新人・ムーアが2打席連発の劇弾 勝率5割復帰に王手 ワシントン監督が無期限休養もナイン奮闘

 エンゼルス・ワシントン監督(提供・共同通信社)
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 「エンゼルス3-2レッドソックス」(24日、アナハイム)

 エンゼルスが逆転サヨナラ勝ちでレッドソックスを下し、勝率5割復帰に王手をかけた。

 レッドソックス・クロシェの前に七回まで無得点と沈黙していたエンゼルス打線。だが投手が代わった1点を追う八回、ルーキーのムーアが左翼へ2号ソロを放ち試合を振り出しに戻した。

 九回の守備ではネトの送球が弱く一塁への悪送球に。ここでネトは途中交代となり、本拠地がざわついた。二盗を決められ無死二塁に。それでも最後は2死一、二塁のピンチを切り抜けた。

 その裏、2死一、二塁の好機を作ったが、レッドソックスの守護神・チャプマンを崩すことができず試合は延長戦へ。デトマーズが1点を勝ち越されて迎えた十回裏、ウェードJr.は三振に倒れた。続くムーアが右中間へ逆転の2ランを放った。一旦は三塁打かと思われたが、右翼フェンスの黄色いラインの上に当たっており本塁打と認定。本拠地は歓喜に包まれた。

 エンゼルスはワシントン監督が健康上の懸念で無期限休養となった。それでもチームは一丸となり、ワイルドカード争い圏内まで3ゲーム差に詰めている。

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