鈴木誠也 Hランプにも笑顔なし 対戦相手のヌートバー敬意「彼に追いつきたい」
「カージナルス8-2カブス」(23日、セントルイス)
カブス・鈴木誠也外野手(30)は八回2死から、159キロ超の高めの球に詰まりながら右前に運んだ。ただ、2-8と勝負の行方がほぼ決まった後の安打とあって、笑顔はなかった。
6月は例年あまり調子が上がらない。大リーグ移籍後の月間打率で、6月は2割1分台と月別でワーストだ。今年も2割1分だが、すでに6本塁打、12打点を記録している。前日には2本塁打で20号に到達した。今季は「三振を怖がらず、どんどん強く振っていくことを意識している」と話し、過去最速ペースで本塁打を量産している。
対戦相手でこの日10号を放ち、4年連続2桁本塁打としたヌートバーは「相手に20本塁打で60打点以上の選手がいる。(鈴木)誠也は本当にいい年を過ごしている。彼に追いつきたい」と敬意を示していた。





