ドジャース パヘズが死球を受け本拠地大ブーイング 頭部付近への投球をかろうじて避けて背中に コレックは降板時に謝罪

 ドジャース・アンディ・パヘズ
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 「ドジャース-パドレス」(18日、ロサンゼルス)

 七回にアンディ・パヘズが背部に死球を受け、ドジャースタジアムが騒然となった。

 七回無死一塁からの打席。初球の146キロカットボールが抜けた。頭部付近への投球だったが、身をよじらせてよけたパヘズ。だが背中を直撃し、パヘズは一塁ベンチに向かってうんうんとうなずいた。本拠地は大ブーイングに包まれ、騒然とした雰囲気に。両軍指揮官は冷静に見つめていた。

 第1戦で死球を受けて激高していたパヘズ。第2戦はタティスと大谷が死球を受け、審判団が両チームに警告を与えた。これに激高したロバーツ監督がベンチを飛び出して猛抗議し退場処分に。試合後の会見では「故意だと思う」と怒りを隠さなかった。

 この日もマチャドが内角高めのボールをよけた際にイラだちを隠さず。ドジャースはこの日、5万3568人の観衆を集め、球団史上最速でシーズン200万人を突破した。今季14度目のチケット完売となりスタンド満員の中、ものものしい雰囲気になった。

 コレックが降板する際にもスタンドからブーイングが浴びせられたが、パヘズとニアミスした際にグラブを動かして「悪かった」という仕草も。それを見たパヘズは静かにうなずいていた。

 その後、2死満塁と好機を広げ、打席には大谷が入ったが、フルカウントから低めの変化球にバットが空を切り空振り三振。追加点を奪うことはできなかった。

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