「心配だった」大谷復帰登板161キロにロバーツ監督が本音「もう少し抑えてくれたら」

 「ドジャース6-3パドレス」(16日、ロサンゼルス) 

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・投手兼指名打者」で出場し、23年9月の2度目の右肘手術を乗り越えて投手として復帰。23年8月23日のレッズとのダブルヘッダー第1戦以来、663日ぶりのマウンドでいきなり100マイル(約161キロ)超えの剛球を披露した。

 ロバーツ監督は試合後の会見でベンチから100マイルの表示を見た時の心境を「興奮か心配」の2択で問われ、「どっちかと言えば、心配の方だったかな」と本音。「でもその気持ちは分かる。できればもうちょっと抑えて、96~97マイル(155キロ前後)くらいでいってくれるといいなって思ってたけど、やっぱり、投手とはそういうものだよね。打者を打ち取ることに集中してるんだから。もし100マイル出せるなら、当然それを使う。彼はまさにそれをやっただけだ」と理解を示した。

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