悪夢満塁被弾の山本由伸「ランナーをためたところが反省点」と悔やむ 三回に3四球→グランドスラム 際どいボール判定も「力不足かな」と受け止める

 「ドジャース2-6ジャイアンツ」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手が4回2/3を6安打5失点で5敗目(6勝)を喫した。1-5の五回、この日5個目の四球を与え2死一、二塁としたところで、ベンチから出たロバーツ監督が交代を告げた。1試合5失点は自己ワーストタイ。1試合与四球5は自己ワーストを更新した。

 試合後、取材に応じた山本は「なかなか狙ったところに投げられず、ランナーをためてしまった。そこで一発打たれた。その前に四球でランナーをためたところが反省点かなと思う」と話した。

 初回に先制ソロを被弾した山本は、味方が1-1と追いついた直後の三回に制球を乱した。3四球を与えて2死満塁のピンチを招くと、6番・シュミットに左中間へ満塁本塁打を運ばれた。

 山本は二回にも四球を与えており、1試合5与四球は4月25日・パイレーツ戦を上回って自己ワーストを更新した。

 山本は三回の1イニングだけで43球。この日は際どいコースを狙った球がことごとくボールを判定された。

 満塁被弾時には打たれた瞬間にグラブを投げつけかけた山本。フラストレーションがたまったかと問われると「点の取られ方もすごく悪かったし、1球1球の内容も納得のいくものではなかった。早く調子を戻していいピッチングをしていこうと気持ち的には切り替えようと思ったが、なかなか修正できず最後まであまりいいピッチングができなかった」と話した。

 登板間隔が中5日になったことについては「5日間の中ですごくいい感じに過ごせている。そこはまったく関係ない」と話した山本。中6日で1日増えればできることがあるかと問われると「あると思う」と答えたが「そこが問題とは思っていない」と影響は否定した。

 際どい球をボールを判定されるなど球審との相性について問われたが「それ以前に自分のいいピッチングができていなかった。力不足かな」と受け止めた。

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