3A藤浪晋太郎、1回無安打無失点4ホールド目 抜け球多く2四球 7戦連続無失点で防御率6・11 最速156・4キロ

 「レイニアーズ4-7アビエーターズ」(8日、タコマ)

 マリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手が3番手で1-0の五回から登板し、1回無安打無失点、2四球、1奪三振だった。2死一、二塁のピンチをしのいで7試合連続無失点とし、4ホールド目を挙げた。防御率を6・11に良化させたが、課題の制球は依然として安定せず、25球のうちストライク12球。最速は156・4キロ。

今季20度目のマウンドに立った藤浪は先頭の右打者をフルカウントから内角カットボールで右飛に打ち取る。続く左打者にも投球がばらつきカウント3-1からスプリットが外角高めに抜けて四球。3人目の左打者はカウント1-1から132キロカットボールで中飛に仕留めたが、ロッキーズで43試合に出場している1番マルティニにはフルカウントから154キロ直球が外角高めに抜けて2つ目の四球を与えた。

2死一、二塁。踏ん張りどころで制球が落ち着く。2番の右打者にはカットボールで見逃しストライク、続く内角高めの153キロ速球でファウルを打たせて追い込むと、ボール1つを挟み、4球目、ワンバウンドになるカットボールで空振り三振に斬り、リードを守った。

米球界3年目の藤浪は2年ぶりのメジャー復帰を目指して昨オフにマリナーズとマイナー契約。ここまで20試合に登板し、2勝1敗、4ホールド、防御率6・11。17回2/3を投げて22三振を奪う一方で28四死球を記録している。一時は防御率を13・50まで悪化させたが、5月以降も制球は不安定ながら10試合のうち9試合で無失点に抑えている。

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