3A藤浪晋太郎、悪癖も粘投2勝目 2者連続四球から後続断って1回無失点 MLB72発男を158キロ直球三振斬り 5登板連続無失点 元DeNA乙坂智は1安打

 「レイニアーズ5-3ビーズ」(1日、タコマ)

 マリナーズ傘下3Aタコマ・レイニアーズの藤浪晋太郎投手が2番手で同点の六回から登板し、1回無安打無失点、2四球、1三振。その裏の攻撃で味方打線が勝ち越しに成功し、2勝目(1敗)を挙げた。防御率は6・89。元DeNAの乙坂智外野手は「8番・左翼」で出場し、4打数1安打だった。打率・176(17打数3安打)。

 3日ぶりのマウンド。いきなり悪い癖が出た。先頭の左打者をストレートの四球で歩かせると、続く右打者にも2球連続ボールを投じるなどしてフルカウントから低めスプリットを見送られて連続四球。いきなり、無死一、二塁のピンチを背負った。

 しかし、ここから粘りの投球。3人目の左打者にはカウント1-2と追い込み、スプリットで左飛。メジャー通算72本塁打の実績を持つデービスにはカウント1-2から外角高め158キロ直球で見逃し三振。最後は三盗を試みた走者を女房役ノッティンガムが刺して無失点で切り抜けた。

 米球界3年目の藤浪は昨オフにマリナーズとマイナー契約で合意。ここまで18試合に登板し、2勝1敗、3ホールド、防御率6・89。15回2/3を投げて18三振を奪う一方で26四死球を記録している。

 一時は防御率を12・86まで悪化させたが、5月以降は8登板のうち7登板で無失点。課題の制球は依然として不安定だが、四球で走者を背負いながらもゼロに抑える投球を続けている。

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