大谷翔平 史上初!両リーグで月間MVP複数回受賞 日本勢最多更新 27試合15発、打率・309
「ドジャース6-5メッツ」(3日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が3日、ナショナル・リーグ野手部門で5月の月間最優秀選手(MVP)に選ばれた。昨年9月以来で、5月は初受賞。エンゼルス在籍時の4度と合わせ通算6度目で、自身が持つ日本勢最多の受賞回数を更新。月間MVPを両リーグでともに複数回受賞したのは史上初となった。
5月は27試合で月間打率・309を記録。1試合2本塁打を2度マークするなど、自身と球団の月間最多に並ぶ15本塁打という猛打で、本塁打と31得点はメジャートップ、27打点はナ・リーグ2位だった。出塁率と長打率を足したOPSもリーグトップと文句なしの選出となった。
これまで春をそれほど得意としておらず、5月のアーチ数は2023年の8本が最高だった。今季も4月は5本塁打だったが、少し開き気味だった構えを微修正したことが奏功。ボールを引き付けて打てるようになり「打つべき球に対して、しっかりアプローチできている」と実感を込める。
圧巻の数字を残し絶好調とも言えるが、ベイツ打撃コーチは「それは(「50本塁打、50盗塁」を達成して月間MVPに輝いた)昨年9月のような時のことを言うと思う」とにやり。まだまだ上がる余地があることをにおわせつつ「でも彼は今すごく良い状態で、安定している」と目を細めた。この日は無安打に終わったが、メジャー8年目の今季も3年連続本塁打王に向けて快走中だ。





