大谷、フリーマンら強力上位打線がまさかの16タコ 昨季放出した左腕の緩急の投球に沈黙 ロバーツ監督は脱帽「何もできなかった」

 「ドジャース3-7ヤンキース」(1日、ロサンゼルス)

 前夜はチーム全体でシーズン最多21安打、ヤンキース戦では球団史上最多の18得点を記録したドジャース打線。しかし、この日は昨季同僚だった左腕ヤーブローら4投手の前に6安打、ソロ3本で3得点するのがやっとだった。

 小休止状態となったのが、けがでベッツを欠きながらもなおも強力な上位打線だ。1番からリーグ最多22本塁打の大谷、同8位の打率・298のT・ヘルナンデス、打率・374で首位打者を独走するフリーマン、同2位の打率・342のスミスの4人がまさかの16打数無安打に終わった。

 中でもヤーブローは昨季途中にブルージェイズとのトレードでベテラン外野手のキーアマイアとの交換で放出した経緯がある。この日は130キロ台のカットボールを軸に最速144キロの直球や最遅108キロのスイーパーを織り交ぜた落差36キロの緩急の投球に翻ろうされた。

 試合後の会見で上位4人が封じられる結果に「驚きですか?」と問われたロバーツ監督は「そうだね」と言ってから「彼(ヤーブロー)はいつもどおりの投球をした。初戦と2試合目に対戦した投手とはかなり対照的でしたが、それこそが彼の特徴です。カットボールを交えながら内と外をうまく使い、バランスを崩し続けた。多くの空振りを奪い、こちらはほとんど何もできなかった」と脱帽。「ただ、このシリーズの収穫は勝ち越したこと。それはこの週末の目標でもあった」と前を向いた。

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