菊池雄星は5回1失点で5敗目 打線の援護なく2勝目はならず ジャッジは2敬遠後に右飛

 「エンゼルス-ヤンキース」(28日、アナハイム)

 エンゼルス・菊池雄星投手が先発。5回を投げ、4安打5四球も1失点に抑えた。打線の援護なく2勝目はならず、5敗目を喫した。

 初回は1死二塁でジャッジを申告敬遠。エンゼルスベンチの作戦に、ヤンキースファンからはブーイングが起こった。1死一、二塁からベリンジャーに四球。満塁からボルピに中犠飛を打たれ、先制点を献上した。

 二回は2死二、三塁で再びジャッジを申告敬遠。エンゼルスベンチの選択に場内からはブーイングもわき起こったが、中継解説の長谷川滋利氏は「今の場面は仕方ないかなと思います」と語った。ここは2死満塁からベリンジャーを左飛に仕留め、ピンチを脱出した。

 四回は先頭で打席に入ったジャッジがエンゼルスのワシントン監督に笑顔で合図。ワシントン監督も舌を出して反応して笑い合った。この打席は勝負し、菊池が右飛に抑えた。徐々に安定し、5回を1失点にまとめた。

 試合は0-1のまま、完封負け。菊池は5敗目となった。

 菊池は11試合の先発で1勝4敗、防御率3・17。前回24日マーリンズ戦の先発で、待望の初勝利を挙げた。

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