金彗成、メジャー残った! デビューから14戦打率・452 テオスカー復帰→打率・125アウトマン降格 ドジャース発表
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手が所属するドジャースは19日(日本時間20日)、右太もも裏痛のため、負傷者リスト入りしていたテオスカー・ヘルナンデス外野手の戦列復帰と、ジェームズ・アウトマン外野手のマイナー3A降格を発表した。
ヘルナンデスはここまで主に4番で33試合に出場し、打率・315、9本塁打、チーム最多タイの34打点、OPS・933をマーク。本塁打を打った後の儀式”ひまわりの種シャワー”でベンチを盛り上げるなど、チームのムードメーカーとしても知られている。
5日のマーリンズ戦で右脚を痛めて途中交代し、12試合を欠場。その間のチームの戦績は5勝7敗と苦しんでいる。
アウトマンはT・ヘルナンデスの離脱に伴って今季メジャー初昇格。9試合に出場し、打率・125、2本塁打、4打点、OPS・597だった。
ドジャースはエドマンが前日の試合で右足首のけがから復帰。代わってメジャー12年目、ドジャース在籍10年目のベテランユーティリティー選手のテーラーを戦力外にした。
エドマンの離脱により、3日にメジャーデビューした韓国出身の金彗成(キム・ヘソン)は前日に続き、この日もメジャーに残った。
二遊間と中堅をこなす金はここまで12試合に出場し、驚異の打率・452(31打数14安打)、1本塁打、5打点、3盗塁、OPS1・066を記録。オープン戦で打率・207、OPS・613しか残せず、マイナー落ちの要因となった打撃を格段に向上させただけでなく、守備と走塁でも高い能力を発揮している。
一時はエドマンとヘルナンデスの復帰により、マイナー逆戻りが予想された金。しかし、今や大谷ら上位打線につなぐ打者としてもチームにとって不可欠な存在となっている。





