菅野智之所属オリオールズ、ハイド監督を電撃解任 正式発表 借金13で地区最下位低迷 23年最優秀監督 MLB5月3人目のクビ宣告

 菅野智之投手が所属するオリオールズがブランドン・ハイド監督を電撃解任した。17日(日本時間18日)に球団が正式発表した。

 ハイド監督は19年からオリオーズを指揮して今季が7年目。ヤンキースやレッドソックス、レイズなどが所属し、メジャー最激戦区とも言われているア・リーグ東地区で1年目に54勝108敗を喫するなど、3年連続で負け越す屈辱を味わった。しかし、就任4年目の22年に83勝79敗で5年ぶりに勝ち越すと、23年には101勝を挙げて9年ぶり地区優勝と7年ぶりポストシーズン進出を達成。その年の最優秀監督に選出された。

 マイク・エライアスGMは声明文の中で「編成部門の責任者としてシーズン序盤の不調は最終的に私の責任」と前置きしながら「その責任の一環として、困難な変革に取り組み、未来に向けて新たな方向性を示すことが求められている」と説明。同監督への感謝の言葉をつづった。トニー・マンソリーニ三塁コーチが監督代行を務める。

 昨季も91勝71敗で地区2位。96、97年以来、約30年ぶりに2年連続プレーオフ進出を果たしていた。しかし、今季は開幕から敗戦を重ね、15勝28敗で地区最下位に沈んでいた。ハイド監督の通算戦績は421勝492敗。

 メジャーでは5月に入って監督解任が相次いでいる。7日にパイレーツのシェルトン監督が、11日にはロッキーズのブラック監督がクビを宣告されており、わずか11日間で3人がチームの指揮権を失った。

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