菅野智之がチームトップ4勝目!メジャー最長7回1/3を1失点 無四球&5奪三振の快投で防御率2・72 エ軍を寄せ付けず

 「エンゼルス1-4オリオールズ」(9日、アナハイム)

 オリオールズの菅野智之投手が先発し、メジャー移籍後最長となる7回1/3を3安打1失点と安定したピッチングを見せ、チームトップの4勝目を手にした。無四球、5奪三振と抜群の投球内容でチームの連敗を止め、防御率は2・72となった。

 ヘンダーソンのソロで1点を先制して迎えた初回、あっさりと三者凡退で立ち上がった菅野。二回も2三振を奪い3人でスコアボードにゼロを刻んだ。三回に1死からアデルに初安打こそ許すも動じず。しっかりと後続を打ち取り、四回も無失点に抑えた。

 五回は2死からレンヒーフォに中越えの二塁打を許して初めてのピンチを迎えるも、アデルを三ゴロに仕留め、4勝目の権利を手にした。六回もこの試合4度目の三者凡退とエンゼルス打線に付け入る隙を与えず。七回にモンカダの三塁打でピンチを背負い、遊ゴロ間に1点こそ失ったが、最少失点で切り抜けた。

 そして八回、メジャー移籍後最長となるマウンドに上がった菅野。先頭を打ち取り、自己記録を更新したところで指揮官がマウンドに出向き交代を告げた。最終的に7回1/3を3安打1失点。直後にリリーフがピンチを招くも無失点でしのぐと、九回にヘンダーソンが右翼線へ適時二塁打を放ってダメ押しした。

 菅野はここまで7試合に先発し、3勝2敗の防御率3・00。前回登板では雨天中断にたたられながらも、6回2失点と力投。だが打線の援護なく2敗目を喫していた。

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