大谷翔平、今季初3戦連発16号追撃ソロ 古巣から飛距離127M豪快弾で両リーグ単独トップに立つ 5月14戦9発 年間57・6本ペース
「ドジャース-エンゼルス」(16日、ロサンゼルス)
大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、3点を追う八回の打席で3試合連発となる16号ソロを放った。本拠地が隣接する両球団による「フリーウェーシリーズ」第1戦。メジャー1年目の18年から23年まで6年間プレーした古巣にセンターバックスクリーンへ飛距離127メートルの豪快な一発を見舞った。前日まで並んでいたジャッジ(ヤンキース)らを抜いて両リーグ単独トップに立った。
大谷は初回の打席で中前打。メジャー2年目、24歳の右腕コノハビッツから3試合連続安打をマークすると、二回2死一塁の打席は9球粘って四球を選んだ。
五回の第3打席は今季出場43試合、201打席目で初の珍事だ。2打席連続安打で出塁したキムを一塁に置いて二塁ゴロで今季初の併殺打。この日チーム4つ目の二重殺を喫した。
この日は試合前には左翼フィールド付近でキャッチボール。二刀流調整を終えると、チーム練習の準備をしていたエンゼルスの選手たちがいる右翼フィールド方向へ歩いていき、選手や球団スタッフら、馴染みの顔を見つけて笑顔であいさつ。主力のウォードやネト、アデルらと旧交を温めた。
大谷は前日のアスレチックス戦で三回に14号3ラン、四回に15号2ランを放ち、今季初の2打席連続本塁打を記録。二回の犠飛と合わせ、1試合6打点の大暴れで19-2の圧勝劇の主役となった。
3試合連続本塁打は今季初、昨年6月20~22日以来、通算9度目。





