佐々木朗希 長期離脱も 右肩故障で負傷者リスト入り 無期限ノースローで状態判断へ
ドジャースは13日、佐々木朗希投手(23)が右肩インピンジメント症候群のため負傷者リスト(IL)に入ったと発表した。今後は予定を立てず、患部の経過を見ながら回復に努めていく方針。長期離脱の可能性があり、メジャー1年目から厳しい現実を突きつけられた。
佐々木が右肩の痛みを訴えたのは前回、9日の登板後だ。日米通じて初めて中5日の調整で臨んだダイヤモンドバックス戦では、立ち上がりから球速が150キロ前後に落ち込み、2被弾3失点した。味方の大量援護がありながら5回を投げ切れず、2勝目を手にできなかった。
ロバーツ監督は「私たちが報告を受けたのは登板後だったが、本人の中では数週間にわたって違和感があったようだ」と説明。12日に受けたMRI検査で、右肩のインピンジメント症候群が判明した。右腕を上げたりする際に肩甲骨の一部と上腕骨が衝突して、痛みや違和感が起こる故障。ド軍ではコペックが開幕から同じ症状に苦しんでおり、長期離脱の可能性がある。
指揮官は「去年の症状と似ている」と話し、ロッテ時代の古傷であることを示唆。「今後の予定は何も決まっていない。しばらく休ませて、100%の力を発揮できる状態にまで回復させてから、また試合に出そうと思っている」。無期限ノースローを設定し、患部の状態を判断していく方針だという。





