大谷翔平 意地の弾丸130メートル特大弾 九回2死から打球速度181キロの2戦ぶり11号

 「ダイヤモンドバックス5-3ドジャース」(8日、フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は九回に右中間へ2試合ぶりに11号ソロを放った。

 最後の最後に意地を見せつけた。九回2死。あとアウト1つでゲームセットという土俵際で、大谷が超ド級の本塁打をかっ飛ばした。96マイル(約154キロ)の直球をフルスイング。打球速度181キロの弾丸が右中間フェンスを飛び越えた。

 喜怒哀楽を表さず、いつもより早めのスピードでダイヤモンドを一周。次打者・ベッツとはデコルテポーズを交わし、フリーマンには恒例のお辞儀ポーズで出迎えられた。フィリーズ・シュワバーに1本差に迫り、リーグ2位に浮上する2試合ぶりの11号ソロだった。

 中直、左飛、二ゴロ、空振り三振で迎えた第5打席だった。2ボールから内角への変化球を2球続けて空振り。ボール、ファウルを挟んだフルカウントから、相手右腕が投じた直球を豪快に振り抜き、フェンスオーバーを確信して走り出した。

 これで6試合連続安打となり、全試合で長打が生まれている。22度という低い角度から生まれた130メートルの特大弾。敵地4連戦の初戦は黒星スタートになったが、佐々木が2勝目をかけて先発する9日の試合でも、後輩を援護する打棒を発揮する。

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