佐々木朗希 5回3失点でメジャー初勝利!3時間6分遅れのゲームで粘る→降板時には日付変更 打線が大量援護で最多98球の熱投
「ブレーブス3-10ドジャース」(3日、アトランタ)
ドジャースの佐々木朗希投手は5回3失点で降板。打線の大量援護もあり、メジャー初勝利を手にした。
3時間6分遅れの異例のゲームとなった7度目の先発マウンド。それでも立ち上がりから初球ストライクを多く奪ってカウント優位に進めた。味方が1点を先制した直後の二回、ホワイトに右翼線へ同点の適時三塁打。なおも1死三塁と勝ち越しのピンチを背負ったが、後続を打ち取って最少失点で切り抜けた。
すると打線は三回に大谷の8号勝ち越しソロなどで2点、四回には上位打線の5連打で一挙4得点。6点のリードをもらった中、四回にペースを乱した。
アルビーズに右翼へソロを浴びると、ボールが高めに浮き出した。1死からホワイト、アレンの連打でさらに1点を失う形で上位打線に。ブルペンが準備を始める中、バーデューゴを遊ゴロに仕留めるも、ライリーに死球を与えてしまった。
それでも2死一、三塁からオズーナを左飛に打ち取った佐々木。この時点で球数は85球となった。直後にベンチでは投手コーチがブルペンと連絡を取り合うなど、慌ただしい動きもあったが、五回も続投した。
先頭のオルソンは中飛に打ち取り、マーフィーはマンシーの好プレーもあって三ゴロに仕留めた。前の打席で一発を浴びたアルビーズは力強い直球で追い込み、フルカウントからのフォーシームで遊飛に仕留めた。
球数はメジャー移籍後最多となる98球。5回を投げきったところではすでに現地時間の日付は変わっていた。先発として最低限の責任を果たし、初勝利をつかんだ。チームは7連勝をマークし、貢献した佐々木は笑みを浮かべてベンチを飛び出し、ナインとタッチをかわした。





