パイレーツ-カブス戦でファンが外野席からグラウンドに転落 試合が一時中断 高さ6・4mを落ち病院へ搬送 両軍選手らが心配そうに見つめる

 カブス・鈴木誠也
パイレーツX(@Pirates)より
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 「パイレーツ4-3カブス」(30日、ピッツバーグ)

 七回のパイレーツの攻撃中に、試合が一時中断した。外野スタンドからファンが落下するアクシデントが発生した。選手らが事故が起きた方向を心配そうに見つめた。

 2-3の七回2死一、二塁で、マカチェンの内野安打を遊撃がはじいた打球が中堅と右翼の間へ転々とする間に2者が生還。パイレーツが試合をひっくり返した。

 その際に右中間スタンドからファンの成人男性がグラウンドに転落。試合が中断し、守備についていたカブス野手陣は二塁付近に集まって片膝をつき、ファンの無事を祈るように救護活動を心配そうに見つめた。

 パイレーツの本拠地・PNCパークの右中間から右翼ポールにかけたフェンスは「クレメンテ・ウォール」と呼ばれ、球団OBのロベルト・クレメンテの背番号21にかけて高さ21フィート(約6・4メートル)に設定されている。ファンはその高さから転落し、担架やカートがグラウンドに入り救護活動が行われた。

 試合後、パイレーツは声明を発表。「今夜、PNCパークで行われた試合の七回裏、成人男性が右翼席からグラウンドに転落しました。救急隊、パイレーツとカブスのトレーナーチーム、球場スタッフが直ちに現場に駆けつけ治療を行いました。男性はアレゲニー総合病院へ搬送されました。現時点でこれ以上の情報はありません。心よりお見舞い申し上げます」とつづった。

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