大谷翔平、打って走って3得点 31戦32得点 驚異の167得点ペース チーム5連勝 三回二盗→得点 八回中越え三塁打→得点

 「ドジャース12-7マーリンズ」(30日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場し、八回に三塁打を放つなど、4打数1安打3得点、1盗塁だった。打って走って両リーグ30得点一番乗り。31試合32得点は年間167得点ペース。昨季得点王の力を見せつけ、チームの5連勝に貢献した。

 大谷は過去の対戦打率・313(16打数5安打)の右腕クアントリルに対し、初回の打席は遊飛。打者有利のカウント2-0からほぼ真ん中の148キロ直球を打ち損じた。

 ドジャースは打率・180と苦しんでいつマンシーが二回に1号ソロを放って先制した。

 大谷は三回無死一、二塁の好機に投ゴロ。カウント1-2と追い込まれた後、外角ボールになるスプリットを打たされて二塁封殺。一塁に残った後、次打者ムーキーへの初球に完璧なスタートを切って2戦連続9盗塁目となる二盗を成功させ、左前打で一気に生還した。両リーグ最速30得点をマークした。

 4-2の四回2死一塁の打席は代わったばかりの左腕ベネジアーノに三飛。カウント2-1から内角151キロを打ち上げた。

 1点リードの六回2死一塁の打席は元西武ティノコから四球を選んで出塁。好機を拡大し、ベッツの中越え適時二塁打で2度目のホームを踏んだ。3番フリーマンに5号2ランが飛び出すと、T・ヘルナンデスに代わってベンチ前に出て“ひまわりの種シャワー”で出迎えた。一挙4点を奪った猛攻を盛り上げた。

 4打席無安打で迎えた八回の打席は6番手右腕アリアスから中越え三塁打。今季2本目のトリプルを記録すると、暴投でこの日3度目のホームを踏んだ。

 大谷は前日の同カードで初回初球先頭打者弾。8戦38打席ぶりの一発で第1子誕生後初アーチ“パパ1号”を記録した。試合後は「1点取られた後にすぐに追いつけてよかった。(真美子夫人が)出産してからホームランを打ててなかったので、いい1本になったかなと思います」と安どの表情。自身の打撃感覚を「バランスよく打席に立てている」と話していた。

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