佐々木朗希のMLB初勝利奪ったのは元巨人ガルシア 劇的逆転サヨナラ弾で雄たけび 23年に大谷とキング争い
「レンジャーズ4-3ドジャース」(19日、アーリントン)
本拠地を揺らした。1点を追う九回裏無死二塁。ドジャース・佐々木からメジャー初勝利を奪ったのはレンジャーズの4番ガルシアだった。抑えでマウンドに上がったイェーツに対し、カウント1-1から甘く入った150キロ直球を完璧にとらえる。飛距離120メートルの打球が左中間席に突き刺さった。
起死回生の4号2ラン。ガルシアは派手にバットを放り投げ、おたけびを上げながらダイヤモンドを一周した。ホーム手前で左胸を何度もたたきながら歓喜の輪の中に飛び込んだ。
キューバ出身のガルシアは16年に巨人と契約。同年6月に一軍デビューし、4試合に出場。8月に契約を解除された後、亡命したと伝えられ、17年にカージナルスとマイナー契約を結んだ。19年オフに移籍したレンジャーズでブレーク。21年に31本塁打、90打点をマークすると、23年には大谷(当時エンゼルス)と本塁打王争いを繰り広げ、39本塁打、107打点をマークした。
メジャー7年目。通算成績は651試合、打率・239、125本塁打、391打点、OPS・749。





