ドジャースが大谷翔平のWBC出場容認へ ロバーツ監督が示唆「サポートしていく」山本&佐々木ら先発陣は「少し慎重になる可能性」ベッツも出場意欲
「ドジャース8-7ロッキーズ」(16日、ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合前に報道陣の取材に応じ、来年3月に開催されるWBCについて、大谷翔平投手の出場を「サポートしていく」と容認する考えを示した。
この日、WBCが話題に上がると指揮官は「おそらく、WBCでは私たちが最も代表選手の多いチームになると思う。ここにはベストプレーヤーがたくさんいる。だから、もし彼らが出たいと思っているなら私はサポートしていく」と語った。ただ山本由伸投手、佐々木朗希投手ら先発陣については「少し慎重になる可能性はあると思う。でもまだ時間があるから様子を見ていく」との方針を示した。
米国代表はすでにジャッジが主将に就任することを発表。ベッツも出場に意欲を示している。前回大会では大谷が米国との決勝戦の最終回を締め、胴上げ投手になっていた。
昨年5月、ニューヨークで取材に応じた際、大谷はWBCに向けて「選んでもらえるように、トップ層にまずはしっかり居続けることが大事」と語った上で「(出たいと)今のところは思っている」と出場への意欲を示していた。
ロッキーズ戦では初回に6号先頭打者アーチ、打者一巡して迎えた第2打席では今季初タイムリーとなる右前適時打を放った。試合後に改めてWBC出場への思いを問われると「前も言ったとおり、選んでいただけるなら光栄なことですし。まずはそこまで成績を残すことを含めて、しっかりと今年1年見せていかないといけない。めいっぱいシーズンを戦ってどうなるか」と語った。




