韓国のイチローことジャイアンツ・李政厚 メジャー2年目にして二塁打部門で首位に立つ好調ぶりに母国メディア沸く

 韓国プロ野球から大リーグ・ジャイアンツへ移籍2年目の李政厚(イ・ジョンフ)外野手が、今シーズン10本目の二塁打を放ち、MLBの二塁打部門で1位に躍り出たと17日、韓国メディアのNewsisなどが報じた。

 記事によると、李政厚は16日(日本時間17日)の敵地でのフィリーズ戦に「3番・中堅」で先発出場。5打数2安打2打点2得点と活躍した。

 4-4の五回、打席に立った李政厚は二塁打を放つ。続くチャップマンの中前打で三塁を回ったところで一度止まったが、中堅手ロハスの本塁返球が大きくそれた間に、素早くホームに飛び込んで勝ち越しに成功。六回には左犠飛でチームに追加点をもたらした。この時点で李政厚は、シーズンOPS(出塁率+長打率)1.042、打点は14に増え、長打率は0.647、MLB全体で6位に入ったという。

 この日ジャイアンツは、11-4で大勝した。

 父は元中日の李鍾範(イ・ジョンボム)で、政厚は名古屋市出身。走攻守そろった外野手として知られている。

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