大谷翔平 14戦連続出塁!自身&日本選手最長 流れ変えた口火安打で連敗止めた!
「ナショナルズ5-6ドジャース」(9日、ワシントン)
ナショナルズ戦に「1番・指名打者」で出場したドジャースの大谷翔平投手(30)は2安打1盗塁をマークし、チームの連敗を3で止める逆転勝利に貢献した。開幕から14試合連続出塁となり、自己最長&日本選手最長を更新。試合前には4日ぶりにブルペンに入り、セットポジションから約10分間の投球練習も行った。
連敗脱出への口火を切った。初回無死。大谷は右腕アービンが投じた2球目、真ん中低めへの143キロチェンジアップを見事に捉え、右前へ運んだ。これで開幕から14試合連続出塁。エンゼルス時代の23年に自身がマークした日本選手最長記録を更新すると、ベッツの四球を挟み、エドマンの右線2点三塁打で先制のホームを踏んだ。
4番T・ヘルナンデスも中越え2ランで続き、この回一挙4得点。開始早々ベンチは活気づき、呼び水となった一打を放った1番打者の表情も和らいだ。
その後逆転を許したが、七回1死からパヘスが同点ソロ。5-5に追い付いた直後、大谷が今度は機動力を生かして勝ち越し点を生んだ。
直球を捉えられず、ぼてぼてのゴロになったが全力疾走で内野安打とする。すぐさま抜群のスタートを切り、捕手が送球できないほど悠々と二盗を成功させた。今季3盗塁目で好機を広げ、T・ヘルナンデスの右前打で決勝のホームを踏んだ。ロバーツ監督は試合後、「翔平のヒットがチームに流れをもたらしてくれた」と称賛した。
右足首痛で離脱中のフリーマンが、早ければ11日のカブス戦から復帰する。このところ投手陣の失点が多く、混戦模様のナ・リーグ西地区を勝ち抜くためには、自慢の強力打線の援護が不可欠。T・ヘルナンデスは「もっと得点ができるように頑張っていきたい」と力強く言い切った。





