大谷翔平 自己最長タイ開幕から13戦連続出塁 チームは開幕8連勝一転…8失点で3連敗
「ナショナルズ8-2ドジャース」(8日、ワシントン)
ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で出場したナショナルズ戦で九回に右前打を放ち、5打数1安打。開幕から13試合連続出塁とした。チームは2-8で負けて3連敗を喫した。カブスの鈴木誠也外野手(30)はレンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、二回に2点適時打を放つなど4打数3安打2打点と活躍し、10-6の勝利に貢献した。
大谷は2-8の九回に第5打席で痛烈な右前打を放ち、開幕からの連続試合出塁を自己最長に並ぶ13に伸ばした。だが先発左腕ロブレスキが5回8失点と大崩れした試合で反撃にはつながらず、チームはそのまま敗戦。打線も15三振と投打がかみ合わない内容で、今季初の3連敗を喫した。
開幕8連勝の勢いから一転、打線もつながりを欠いて好機を生み出せない。昨季ナ・リーグ打点王の「1番」大谷が今季マークした5打点は、いずれも本塁打によるもの。得点圏で回ってきたのは6打席だけで、そのうち4打席は四球だった。主導権を握りきれない間に投手陣が打ち込まれ、敗因につながっている。
さらに、本拠地のある温暖な米西海岸とは違い、試合開始時の気温は約8度。今回の遠征では東海岸特有の厳しい気候にさらされ、5試合を終えて1勝4敗と開幕からの流れは後退した。ロバーツ監督は「相手も同じ環境で戦っている。結果とは無関係だ」と言い訳にはしなかった。





