大谷翔平 注目のデコルテポーズは「いじられて盛り上がる分にはいい」今季初の連敗も「雰囲気は悪くない」サイクル未遂の3安打

 試合後、報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
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 「ナショナルズ6-4ドジャース」(7日、ワシントン)

 ドジャースの大谷翔平投手はサイクル安打未遂の4打数3安打1本塁打、2打点と気を吐いたがチームは今季初の連敗。試合後には「チーム全体として粘り強く戦えている。雰囲気自体は悪いことはない。切り替えて勝っていくだけ」と語り、選手達に浸透しているデコルテポーズについても思いを明かした。

 第1打席で打球速度182キロの強烈打球で二塁手のグラブをはじく内野安打を放った大谷。第2打席では低めの変化球をきっちりと見極め、カウント2ボールからの甘いフォーシームを完璧に捉えて右翼スタンドにたたき込んだ。

 4試合ぶりの一時同点となる4号2ラン。さらに第3打席では中堅フェンス直撃の三塁打を放ち、2019年以来、自身2度目のサイクル安打に王手をかけた。

 「まず塁に出ることを考えて」と第4打席はフルカウントからの変化球を見極めて一塁へ歩きかけたが、球審の判定はストライク。「振りに行かないといけなかった」と見逃し三振に思わず悔しげな表情を浮かべた。九回2死三塁の第5打席ではフルカウントから低めの変化球を見極めての四球。快挙を期待する敵地のスタンドからは異例のブーイングも自軍投手に浴びせられた。

 コンディションについては「時差ぼけが直ってきたところで」と日本開幕シリーズからの時差調整が戻ってきた中で東海岸への遠征。デーゲームやホワイトハウス訪問があったことで、なかなか睡眠時間が確保できていない状況だという。

 それでも九回に反撃し「粘り強く戦えている。簡単に終わる試合がない」と語った大谷。チーム内に流行しているデコルテポーズについては「いじられて盛り上がる分にはいいんじゃないかなと思うので。それができるということはみんなが打っている証拠」と明かしていた。

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