佐々木朗希 悔し本拠地初マウンド 荒れた4四球「信じきれるものがなかった」二回途中降板

 2回途中、降板する佐々木(提供・共同通信社)
 タイガース戦に先発した佐々木(提供・共同通信社)
 2回途中で降板するドジャース・佐々木(右端)=共同
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 「ドジャース7-3タイガース」(29日、ロサンゼルス)

 ドジャース・佐々木朗希投手(23)は本拠地デビュー戦で二回途中3安打2失点、4四球。課題の制球が安定せず、初勝利は持ち越された。

 佐々木はベンチの最前列で目を真っ赤にしていた。二回途中2失点。最速は96・9マイル(155・9キロ)止まり。押し出し四球を含めて4四球と球は荒れた。「自分の中で信じきれるものがなかった」。3回で降板した19日のカブス戦(東京ドーム)に続き、不本意な結果。ブーイングを浴びる場面もあるなど、悔しさにまみれた本拠地初登板となった。

 滑りやすいとされるメジャー球やマウンドの違い、異国でのコミュニケーション。すぐに新たな環境に適応するのは難しいか。「何か一つの問題で自分のパフォーマンスを出せていないわけではない。いろんな要素がある」と佐々木は語る。

 試合中、マウンドで佐々木を熱い口調で励ました、遊撃手のロハスはこう語る。「ロウキには『君には才能がある』と伝えたよ。彼は後ろで守っているチームメートを信頼することが重要。マウンドにいるのは、全員を三振させるためではないんだ。彼はもっと良くなる」と評した。

 ロバーツ監督は次回、5日の敵地フィリーズ戦先発を明言。「変な緊張とかはなく、シンプルに技術不足」と語った佐々木。今は一歩ずつ進んでいくしかない。

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