大谷翔平 30日に1カ月ぶりブルペン入り決定 投手復帰後は登板数ノルマなし ロバーツ監督「慎重に。一番重要なのはシーズン最後まで投打両立」

 試合前、キャッチボールをする大谷(共同)
 スタンドのファンにボールを投げ入れる大谷(共同)
 試合前、キャッチボールする大谷(共同)
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 「オープン戦、エンゼルス-ドジャース」(24日、アナハイム)

 東京開幕シリーズに合わせて打撃調整を優先していた大谷翔平投手が、29日(日本時間30日)にブルペン投球練習を再開することが決まった。ロバーツ監督が試合前に明かした。

 大谷はアリゾナでのキャンプ期間中の2月25日に4度目のブルペンに入って30球を投げたのを最後に投球プログラムを一時中断。18、19日の東京開幕シリーズに備えて打者としての調整を優先し、キャッチボールで肩や肘の状態を維持していた。

 ロバーツ監督は「土曜日にブルペンで投げた後、次のプランがより見えてくると思う」と話した。投手復帰時期は明確にされていないが、今季の登板数について20~25登板する必要ではないという感じですか?との問いに「それは全く妥当だと思う。2度目のトミー・ジョン手術(23年9月)と左肩手術(昨年11月)を受けた後に打者として準備していることに感謝している。翔平が長期的にプレーしていることも理解しているし、我々も可能な限り慎重に進めている。2025年にとって最も重要なことは、シーズン終了まで投打を両立させることだ」と話し、登板数を設定せず、登板機会に柔軟性をもたせ、プレーオフが終わるまで二刀流を継続する大切さを説いた。

 この日の大谷は「1番・指名打者」で出場予定。試合前のフィールドでは、エンゼルス時代に行っていた左中間フェンスでプライオボールではなく、試合球を使って壁当ての後、キャッチボールを行い、最後は球団スタッフに座ってもらい、投本間の距離でクイックを交えて直球、ツーシーム、スプリットを12球投げた。

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