鈴木誠也が“凱旋安打”「阪神の応援を久しぶりに聞いて鳥肌が立った」

 「プレシーズンゲーム、阪神3-0カブス」(15日、東京ドーム)

 打席に入るたびに、大声援を受けた。広島からメジャーに移籍して4年目。カブス・鈴木が“凱旋(がいせん)安打”を記録し「すごくうれしかったし、本当に楽しかった」と喜びをかみしめた。

 第1、2打席は打球速度170キロ超えの痛烈な当たりで球場のどよめきを誘うも、いずれも中飛。対照的に七回はバットを折られた打球が三遊間を抜けて左前へ。「ああいうバットの折れた打球がヒットになるのも野球の不思議な、これが野球なのかなと思いましたし、でもすごい今日1日、内容的にも良かったと思います」と苦笑いした。

 大リーガーとして日本に戻った心境を「不思議」と表現した。「阪神タイガースの応援を久しぶりに聞いて鳥肌が立つものがあったので、阪神タイガースのファンもそうですし、素晴らしかったなと思います」と、懐かしい雰囲気を楽しんだ。

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