阪神 門別啓人がカブス相手に圧巻投球!5回パーフェクト 米ファン衝撃「門別をシカゴにつれて帰ろうか」「カブスは契約すべき」
「プレシーズンゲーム、阪神3-0カブス」(15日、東京ドーム)
阪神の門別啓人投手が先発マウンドに上がり、5回パーフェクトの圧巻投球を見せた。
初回、鈴木誠也外野手にはストレートをはじき返され、強烈な打球音が響いたがセンターへのライナーに。立ち上がりを三者凡退に抑えると、二回もベテランのターナーを遊ゴロに仕留めるなど3人で終えた。
三回もカブス若手のホープと称されるクルーアームストロングをアウトローのストレートで見逃し三振。続くアマヤは内角直球でねじ伏せた。2死からは緩急自在に遊飛に打ち取り、打順一回りをパーフェクトに抑えた。
四回も安定感は変わらず、1死から対した鈴木には変化球を捉えられるも、近本が背走しながらキャッチ。続くタッカーも変化球でカウントを整え、フルスイングをさせずに投ゴロに仕留めた。五回もあっさりと三者凡退に斬り、15人連続アウトの離れ業だ。
門別は今キャンプで藤川監督からMVPに指名され、教育リーグやオープン戦でも好投。メジャーが相手でも圧巻の投球を見せた。
プロ3年目、20歳の左腕の姿に米ファンも衝撃を受けた様子。Xでは「門別をシカゴにつれて帰ろうか」「彼はまだ20歳だよね?MLBで投げるべきだ」「カブスは門別と契約をかわすべき」といった書き込みが集まっていた。
試合は近本、前川、佐藤輝がタイムリーを放ち3イニング連続の得点。3盗塁と相手バッテリーを完全にほんろうした。門別からバトンを受け継いだリリーフ陣も無失点リレー。カブス相手に完封勝利を収めた。
お立ち台に上がった門別は「いつもと変わらぬ気持ちで入れるように準備してきました」と胸を張り、「梅野さんがしっかりリードしてくれて。こういう結果になってうれしい」という。
メジャーの打者は「すごいなと思いながら」マウンドに立っていた左腕。「このままシーズンに入れるように。まず初勝利をして、このヒーローインタビューをシーズン中にできるように頑張りたい」と語った。
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