ドジャース・佐々木朗希 デビュー戦を前に緊張感「すごく興奮しています」開幕第2戦先発 ロバーツ監督「5イニング期待」
米大リーグの開幕シリーズ(18、19日・東京ド)で対戦するドジャースの大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)、佐々木朗希投手(23)と、カブスの今永昇太投手(31)、鈴木誠也外野手(30)の日本選手5人が14日、都内で会見し、試合会場での練習も行った。大谷は「日本人対決は楽しみにしています」などと話し、開幕を心待ちにした。
開幕第2戦の先発登板が決まっている佐々木は、デビュー戦を前に大谷、山本と並んだ会見では緊張気味で「すごく興奮しています」と初々しさを見せた。
2人の先輩を横目に終始、会見では声も震えていた。「テレビ中継も他のチームに比べて多かったと思いますし、ワールドチャンピオンになって、より存在は大きくなったと思います」。憧れが現実に変わり、結果を残してつかんだ凱旋(がいせん)登板だ。
ロバーツ監督は「5イニングくらい投げる期待で見守る」と起用法を説明。その上で「朗希を含めて新戦力は素晴らしい選手ばかりで、素晴らしいチームになる。今年のスプリングトレーニングは私自身も、朗希自身もビッグになった時期だ」と相乗効果を期待した。
春季キャンプにはマイナー契約の招待選手と参加した。オープン戦2試合を無失点に抑えたが「メジャーのスピード、パワーに圧倒されて感じるものが多くあった」と吐露。「メジャーの選手ともまだ(公式戦で)対戦したことがない。まずは自分の投球を心がけたい」と真っ向勝負で挑む。
会見後の練習ではダッシュ、キャッチボール後に大歓声を受け、スタンドにボールを投げ込んだ。思わぬサプライズにファンも大歓声。大きな拍手も送られた。「ドジャースの一員としてプレーすることに興奮しています」と佐々木。待ち焦がれたデビュー戦。東京から世界に衝撃を与える。





