大谷翔平、オープン戦5戦連続安打ならず 24歳マイナー右腕に連続三振 初四球も

 「オープン戦、ホワイトソックス-ドジャース」(8日、グレンデール)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で2試合ぶりに出場し、2打数無安打1四球。出場5試合目で初めてノーヒットだった。

 ホワイトソックスの先発投手はメジャー経験のない24歳右腕スミス。大谷は初回の打席は1ボールから内角低めのシンカーを空振りした後、ボール、ファウルでカウント2-2とし、最後は高め、ボールになる158キロ直球にバットは空を切った。

 三回の打席はフルカウントから156キロの高め直球をとらえ切れず、ファウルにしてしまい、7球目の内角156キロに手が出ず、見逃し三振を喫した。

 五回の第3打席は昨季0勝7敗の右腕ナストリーニからオープン戦初の四球を選んだ。初球スライダーを空振りした後、3球連続ボールを見送り、5球目外角低めの変化球を見極めて一塁へ歩いた。

 大谷は前日まで4試合に出場し、打率・417(12打数5安打)、1本塁打、1打点。6日のレンジャーズ戦は自ら申し出て4打席に立ち、2安打で初マルチを記録するとともに連続安打試合を4に伸ばしていた。 

 23年9月に右肘、昨年11月に左肩の手術を受けた大谷は5月以降の投手復帰を見据えて投球プログラムを実践。今キャンプではブルペンに4度入って投球練習を行い、順調に調整していたが、ロバーツ監督は6日に投球プログラムを一時中断し、18日の東京開幕に向けて打者優先の調整進めていく方針を明らかにした。

 昨年11月に関節唇修復手術を受けた左肩の痛み再発を防止するため、今キャンプでは滑り込んだ時に左手を地面に突かないフォームの習得を目指している大谷。この日は試合前に練習フィールドでキャッチボールを行った。

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