前阪神・青柳晃洋、1回完ぺき2奪三振 OP戦2度目の登板 マイナー打者を圧倒

 「オープン戦、フィリーズ3ー12ヤンキース」(4日、クリアウォーター)

 昨オフに阪神からポスティングシステムを使ってフィリーズとマイナー契約を結んだ青柳晃洋投手が7番手で九回から登板し、1回無安打無失点、奪三振2だった。

 2月28日以来、4日ぶりの登板。1-12と大敗ムードの中、オープン戦2度目のマウンドに立った青柳は主力打者に代わって出場していたマイナー打者を相手に完璧な投球を見せた。

 先頭をカーブとチェンジアップで2ストライクに追い込んだ後、チェンジアップがワンバウンドで大きく外に外れるなど、3球連続ボールでフルカウントとなったが、7球目、124キロカーブで空振り三振を奪う。次打者にも2ストライクから外角低めの球を3球連続で見送られ、フルカウントに持ち込まれたが、内角低め143キロシンカーで左飛に打ち取った。低めに集める丁寧なピッチングが功を奏した。

 3人目、20歳のマセアスにはカウント2-2から投じたチェンジアップが外角低めに外れてフルカウント。6球目、外寄り低めの143キロシンカーでバットに空を切らせてイニングを締めた。

 米実戦デビュー登板となった前回は2/3回1安打1失点、与四球2、奪三振2。29球のうちストライク12球、ボール17球と制球が安定せず、1イニングを投げ切ることはできなかった。この日はマイナー打者相手とはいえ、メジャー昇格に向けてプラスになったことは間違いない。

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