山本由伸 3・18開幕投手 ロバーツ監督「ふさわしい」 カブスは今永!?史上初メジャー開幕戦日本投手先発対決も
「ドジャース春季キャンプ」(12日、グレンデール)
メジャー2年目、26歳のドジャース・山本が母国で大役を務める。ロバーツ監督は「山本が最初の試合に先発すると言っても差し支えないだろう。初戦を任せるのにふさわしい」と信頼を口にし、3月18日に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦に先発させる考えを明かした。
日本選手が開幕投手を務めるのは24年のダルビッシュ(パドレス)以来。カブスはカウンセル監督が今永の先発起用を示唆しており、史上初となる開幕戦での日本人投手対決の可能性が浮上した。
開幕投手に指名された山本はこの日、キャッチボールや守備練習で体を動かした。取材対応はなかったが、前日の11日にはプルペン入りし、指揮官の前で捕手を座らせ30球を投げた。切れのあるボールを投じ、変化球も織り交ぜながらのピッチングで着々と調整を進めている。
山本はメジャー1年目の昨季、右肩の故障で途中離脱したものの、確かな潜在能力を発揮した。18試合で7勝2敗、防御率3・00。ポストシーズンで奮闘し、地区シリーズ第5戦では圧巻の投球を見せた。ワールドシリーズでも強打のヤンキースを相手に快投し、チームの世界一に貢献した。
2年目のシーズンへ向け、1日に行われたファン感謝イベントに参加した際には「しっかり開幕から最後まで通して活躍できるように頑張りたい」と語っていた。





