大谷翔平 佐々木朗希に助言「楽しめるかどうか」「おとなしめの雰囲気なので」今週末にブルペン入り 衝撃フリー打撃も
「ドジャース春季キャンプ」(12日、グレンデール)
ドジャースの大谷翔平選手が練習後に会見に臨み、新加入の佐々木朗希投手について「楽しむ」ことの重要性を説いた。自身の調整については今週末にブルペン入りする予定を明かした。
米メディアからブルペン入りした佐々木について問われた大谷。「楽しんでいるんじゃないかなと。乾燥するとか慣れないこともあると思うけど、キャンプ自体を楽しめればいいんじゃないかなと思います」と話した。その上で「怪我をしないこと。そうすればチームにとってプラスになる。それだけの実力がある」と力を込める。右腕の性格にも触れ「もともと活発ではないので。おとなしめの雰囲気なので。みんなとコミュニケーションが大事。楽しめるかどうかが大事」と助言も送った。
この日は昨年11月の左肩手術後、初めて屋外フリー打撃を行った。「完全に違和感が無い状態ではないですけど、バットは振れているので」と18スイングで計10発。低い弾道のまま右翼フェンスを越えていく衝撃弾もあり、見守っていた関係者が驚きの表情。終了後には苦笑いを浮かべていたほどだ。
「バッティングに関してはいいスケジュールできている。いまのところ順調じゃないかなと思います」と大谷。「外でのフリーは基本やらないですけど、球場の見え方、打席の見え方を確認する。室内とそんなに変わらない。いい角度で上がっている打球もありましたけど、自分のスイングと角度が合っているかが大事なので。まだ少し改善する余地があると思います」と言う。
キャッチボールでは力強いボールを投じ、初めてスイーパーを投げるなど二刀流復活へ着々と準備を進めている。投球に関しては「いいと思います。寒かったですけど、ある程度出力を上げれたので満足しています」と語り、ブルペン入りについては「今週末。そんなに強く投げられるかわからないですけど。傾斜を使って投げる」と明かした。
「次のシーズン始まっているので、気を引き締めて頑張りたい」と語った大谷。二刀流復活へ、調整は順調に進んでいる様子だ。





