ドジャース・大谷翔平 ベッツと練習の虫!主軸2人が早くも本番モード 11日キャンプインへ“二刀流調整”で締めた
ドジャースの大谷翔平選手(30)がバッテリー組のキャンプインを翌日に控えた10日、当地の球団施設で練習を行った。投球フォームの確認に加えて打撃練習にも取り組む“二刀流調整”で自主練習を締めくくった。野手ではベッツが懸命に遊撃の守備練習を行うなど、ド軍の主力2人が精力的に汗を流す一日となった。
バッテリー組のキャンプインを翌日に控えた中、大谷は精力的に体を動かした。重さのあるプライオボールなどを使って投球フォームを確認しながら壁当てした後は、室内に移ってティー打撃などに励むなど“二刀流調整”に取り組んだ。9日には真美子夫人と愛犬のデコピンと共に球団施設でオフを楽しんだが、再び集中モードに戻り、しっかり調整した。
大谷にとって二刀流復活のシーズンであり、チームとしてはワールドシリーズ連覇を目指す一年。大谷がサブグラウンドで壁当てをしている間、隣接するグラウンドでは今季遊撃へ再転向するベッツが、コーチとベテラン遊撃手のロハスの助言を受けながらノックを受けていた。特に昨季は安定しなかったスローイングの動きを入念に確認した。野手組のキャンプインは15日とまだ先だが、既にハードな練習を自らに課している。
大谷は昨年、ベッツの試合前の準備やクラブハウスでの過ごし方に「感銘を受ける」と語っていた。ベッツも、大谷の野球に対する姿勢をリスペクト。実績抜群で「ハードワーカー」の2人の背中を、若手も見ている。
ワールドチャンピオンになったのは過去のこと。大谷は1日のファンフェスタで「(10連覇したいと)心の底からそう思っている。そういう風にするんだと思って契約している」と語ってファンを沸かせた。チームの主軸2人がキャンプイン前から練習の虫となり、大目標に向かって動き出している。





