大谷と重なる佐々木朗希の歩み 岩手県出身プロ5年目23歳で渡米 「金」より「夢」の実現優先
米大リーグ、ドジャースに移籍する佐々木朗希投手は、プロ野球入りから同じ5年目の23歳で海を渡り、メジャーの顔に定着したドジャースの大谷翔平選手と歩みが重なる部分も多い。
佐々木、大谷とも岩手県出身で兄の影響から野球を始めた。2人とも190センチを超える長身右腕と体格に恵まれ、高校時代から160キロの剛速球を記録。プロ野球のみならず大リーグからも熱視線を浴びる存在だった。
しかし、ともに高校3年時の「最後の夏」は岩手県大会決勝で涙をのみ、甲子園大会に届かなかった。佐々木は故障防止のため決勝では登板せず、大谷の母校に敗れた。
高校卒業後、佐々木はロッテ、大谷は日本ハムにドラフト1位で入団。入団前から将来的なメジャー挑戦の希望を持ち、マイナー契約しか結べない25歳未満で渡米して「金」より「夢」を優先した点も共通している。
2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは一緒に日本代表の先発陣を担い、優勝に貢献。ただプロ野球の実績は大谷が上回る。15年に投手3冠に輝くなど通算42勝を挙げ、チームも日本一に導いた大谷に対し、佐々木は29勝で優勝を経験していない。
大谷は7歳下の佐々木について「どこのチームを選んでも素晴らしい成績を残せる」と太鼓判を押す。投手としての能力は大谷を上回るとの見方もあり、最高峰の舞台でも注目を集めそうだ。





