佐々木朗希 助っ人との交流で語学学び渡米準備 ぶれずに突き進んだメジャー挑戦の夢
ロッテからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、ドジャースと契約を結んだことを自身のインスタグラムで発表した。
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佐々木のドジャース入団がついに決まった。ロッテ時代にはクールに見えて勝負には熱く、人なつっこい男だった。
野球に対しては一直線。佐々木が立つマウンドを中堅から見ていた藤原も「変わってます(笑)」と言うほど意志を曲げない“頑固者”で、生粋の野球小僧だった。もちろん結果には貪欲。淡々と腕を振るように見えるが、結果に納得できず、ベンチ裏で悔しさをあらわにすることもあったという。
メジャー挑戦の夢にも、ぶれずに突き進んだ。ロッカールームではメジャー球団のウエアを身に着け、憧れを隠さなかった。助っ人外国人と積極的にコミュニケーションを取り、英語やスペイン語を学ぶなど渡米の準備を整えてきた。
後輩の面倒見も良く、松川や田中楓らにプレゼントを贈ることも。先輩からは「生意気なやつ」と言われつつかわいがられる“弟分”的な存在と、いろんな“表情”を持っていた。ドジャースでも持ち前のキャラクターと実力を発揮し、名だたる大投手になってみせるだろう。(デイリースポーツ・南香穂)





