今永 七回途中まで快投4連勝 防御率0・98 相手監督「君の球はユニーク」

 「レッドソックス1-7カブス」(26日、ボストン)

 レッドソックス戦に先発したカブスの今永昇太投手(30)は6回1/3を5安打1失点、7奪三振の好投で負けなしの4勝目を手にした。

 今永の快投が止まらない。昨オフに自身の争奪戦に加わっていたレッドソックス相手に、七回途中までソロ本塁打による1失点のみで無傷の4連勝。「リードしている状態で、余裕を持って投げさせてくれたチームメートに感謝したい」とうなずいた。

 オフの移籍交渉の面談では、レ軍のコーラ監督から「君の球はユニークで、米国でも発揮してほしい」との褒め言葉をもらった。伸びのある直球とスプリットを軸に四回一死までテンポ良くアウトを重ね、走者を出さなかった。今永は「ストライクゾーンでしっかり勝負できたことが、球数が少なくなった理由」と明かした。

 4勝はリーグトップに並び、防御率0・98はリーグ2位。その存在感は日増しに高まっている。

 ボストンのフェンウェイ・パークは現存する大リーグ最古の球場。四回にソロを浴びた時は「ずっしりと残るような相手の歓声がして、伝統の重さを感じた」と話す。ただマウンドでは冷静さを保ち、数少ないカブスファンの声援に耳を澄まし「背中を押してくれた」と力をもらった。カウンセル監督も「彼はとてもオープンで、よく観察している」と左腕を称賛した。

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