大谷翔平、3度目3安打固め打ちで打率・360 松井秀喜超え最多本塁打記録更新は5戦足踏み チームは得点機生かせず今季初のゼロ封負け

 ナショナルズ戦の8回、中前打を放つ大谷
 ナショナルズ戦の8回、中前打を放つ大谷。投手ハービー
 ナショナルズ戦の1回、右前打で出塁した大谷
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 「ドジャース0-2ナショナルズ」(17日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、4打数3安打1盗塁。5戦ぶり3度目の1試合3安打で連続安打試合を4に伸ばし、打率を・360まで上げた。しかし、12日のツインズ戦で4号を打った後は5戦26打席ノーアーチで日本人最多通算本塁打記録更新は足踏み。チームは好機であと1本が出ず、2カード連続負け越しを喫した。

 大谷が3度、快音を響かせた。初回1死の打席で右前打を放ち、4試合連続安打とすると、六回の第3打席は右前打だ。カウント1-2と追い込まれた後、外角低めのカーブに態勢を崩されながら巧みなバットさばきで右翼へ運んだ。

 2戦連続、シーズン10度目のマルチ安打を記録した大谷はさらに加速。八回2死の打席では剛腕ハービーにカウント2-2と追い込まれた後、外角159キロ直球をラインドライブで中前へ。3番フリーマンの打席で2戦ぶり4盗塁目となる二盗を決め、敵軍バッテリーにプレッシャーをかけた。

 しかし、次打者のフリーマンは3打数無安打1四球。八回に一、二塁間へのゴロ打球が相手二塁手の横っ飛び捕球で阻止されると、三塁を回りかけていた大谷はフィールド上でピョンピョン跳ねて悔しさをあらわにした。

 ドジャースはメジャー初昇格初先発のナックが5回2失点とまずまずの投球を披露したが、打線にあと1本が出なかった。チーム全体の得点圏打席は7打数無安打で今季初のゼロ封負け。2カード連続1勝2敗で貯金を3に減らした。

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