大谷翔平を揺さぶり?相手打者が新ルール違反狙いか 大谷は審判と協議 強めに自身の意見を主張
「カージナルス4-6エンゼルス」(3日、セントルイス)
エンゼルスの大谷翔平投手が、初回のマウンドで歩み寄ってきた審判と言葉を交わす場面がみられた。
初回2死一塁。コントラレスとの対戦途中で、ハドソン球審が大谷のもとへ歩み寄り、何かを確認。ネビン監督もベンチを出て“抗議”した。
大谷はコントレラスを空振り三振に仕留めた後、三塁ベンチ前で水原通訳を通して、マッケイ三塁塁審と協議。打者の構えをしながら投球動作開始のタイミングについて、強めに自身の意見を主張した。
大谷は試合後、審判とのやり取りはピッチクロックについてだったと認めた。
ピッチクロックは走者なしの場合で15秒、ありの場合は20秒以内で投球しなければならない新ルール。打者は制限時間の8秒前までに打席の中で投球に備えなければならない。
だが、コントレラスは前日の試合でも打席で投手に視線を向けているものの、左足を引いたまま、投球に備えず。投手側の視点では投球動作に入るタイミングが分かりにくい様子だった。
エンゼルスの地元紙オレンジカウンティ・レジスターのフレッチャー記者はツイッターで、「エンゼルスは昨日の試合でウィルソン・コントレラスが打席の中で投手にピッチクロック違反に陥れようとしているように見えていら立っていた。彼は投手の方を見ながらも投手に合わせようとしていなかった」と伝えていた。


