藤浪晋太郎に厳しい結果 九回に3連続四球から暴投&適時打でKO 2度目救援登板も制球難露呈 克服の兆し見えず

レッズ戦で8回途中に3番手で登板し、1回0/3を2失点だった藤浪(USAトゥデー・ロイター=共同)
レッズ戦で8回途中に3番手で登板し、1回0/3を2失点だった藤浪(ゲッティ=共同)
9回途中、コッツェー監督(背中)に降板を告げられる藤浪(AP=共同)
3枚

 「アスレチックス7-11レッズ」(28日、オークランド)

 アスレチックス・藤浪晋太郎投手は2度目の救援登板も厳しい結果が突きつけられた。1回2安打2失点、3四球と課題の制球難克服へ兆しが見えない。

 3点ビハインドの八回1死二塁のピンチの場面で登板。先頭を空振り三振に打ち取ったが、スティーブンソンの打球はボテボテの投ゴロに。藤浪は懸命のフィールディングを見せたが、わずかに送球がそれて適時内野安打に。それでも次打者を遊ゴロに打ち取り、最少失点で切り抜けた。

 しかし悪夢が待っていたのは九回だ。先頭打者に対して変化球の制球が定まらず、3連続四球で無死満塁のピンチを招く。バレーロには浮いた変化球を捉えられたが、打球は遊撃正面を突いた。何とか1死を奪ったが、次打者インディアへの2球目がワンバウンドとなり1失点。さらになおも1死二、三塁から左前適時打を許したところで交代が告げられた。

 本人は22日のレンジャーズ戦で三回途中8失点KOされた際に、今後の課題として「真っすぐでカウントを悪くしてしまったので。メカニックを修正してやっていきたいと思います」と語っていた。だがこの日は変化球の制球が定まらず、右打者の内角に抜けるボールも数球あった。

 最終的にリリーフがピンチをしのぎ、藤浪は1回を2安打2失点3四球。ただ制球難という課題克服への兆しは見えず、厳しい表情を浮かべてベンチへと戻った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス