大谷翔平、左脇腹張りの鈴木誠也に連絡「大事に至らないことを祈る」 WBC出場は「無理せずに」と気遣う

 大谷翔平(左)と鈴木誠也
 試合前に殺到したファンにサインをする大谷(撮影・小林信行)
 キャンプ施設の入り口へ向かう際に、ファンから声をかけられ右手で応える鈴木
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「MLBオープン戦、エンゼルス7-0ホワイトソックス」(26日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が試合出場後に左脇腹に張りを訴え、WBCの出場が不透明なカブスの鈴木誠也外野手(28)について言及した。

 大谷は同級生でもある鈴木と連絡を取り合っていることを明かし、「きょう検査の結果が出ると言っていたので大事に至らないことをまず祈りたいです」。日本代表に合流するために帰国日が近づいているが、「無理せずに、シーズンも長いので本人決断を尊重するべきじゃないかなと思います」と気遣いを見せた。

 鈴木は前日25日(同26日)のジャイアンツとのオープン戦に「4番・右翼」で出場する予定だったが、試合前のフリー打撃で左脇腹に張りを訴えて練習を切り上げた。その後、球団から欠場が発表された。一夜明けたこの日は球団のキャンプ施設に姿を見せたが、チーム練習には参加しなかった。

 この日朝に日米報道陣の取材に応じたカブスのロス監督は「(MRI=磁気共鳴画像検査の結果を)待っている状態なのでWBCに関するコメントはしたくない。今後については医師やトレーナーと話し合って決めたい」と話すにとどめた。

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