性的暴行疑惑のド軍・バウアー、出場停止194試合に軽減 来季構想外の可能性

 米大リーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、ドメスティックバイオレンス(DV)などの規定に違反したドジャースのトレバー・バウアー投手(31)の出場停止処分を324試合から194試合に軽減したと発表した。

 バウアーはレッズ時代の20年(新型コロナのため60試合に短縮)に5勝4敗、防御率1・73の成績でサイ・ヤング賞を受賞。同年オフにドジャースと3年1億200万ドル(約134億8000万円)の契約で合意した。

 しかし、移籍1年目の21年シーズン開幕後に女性から性交渉の際に首を絞められるなどの暴力を受けたと訴えられ、MLBから同年6月に調査のため休職勧告が出され、制限リストに入った。

 事態を重くみたMLBは今年4月に2シーズン分に相当する324試合の出場停止と処分期間中の無給を発表。それに対し、同投手はSNSで無罪を訴えた。

 この日の発表によると、MLBと同選手会が選出した仲裁人が再調査し、出場停止試合数を194試合に軽減すると決定し、MLBもその決定を支持した。同投手は4月の処分決定後の144試合と、来季開幕からの50試合が無給の対象となるが、出場停止の試合数は21年の制限リスト入りした期間を含めると、すでに194試合に達していることからこの日からメジャー40人枠に復帰でき、来季開幕から出場は可能となる。

 しかし、米スポーツ専門局ESPNなどによれば、ドジャースは同投手を自由契約にするか、メジャー枠に入れるのかを決定するために14日間の猶予が与えられているという。USAトゥデーのナイチンゲール記者は自身のツイッターで来季年俸3200万ドル(約42億3000万円)の同投手が出場停止194試合で3750万ドル(約49億6000万円)を失ったとし、「ドジャースはバウアーをリリースする方針だが、決定の発表はしていない」と、来季の構想から外れ、他球団への移籍の可能性を伝えた。

 バウアーは11年ドラフト1巡目、全体3位でダイヤモンドバックス入りし、翌年6月にメジャーデビュー。13年から19年途中までガーディアンズに所属するなど、メジャー10年の通算成績は83勝69敗、防御率3・79。

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