ブルージェイズ、15勝右腕バジットと3年86億円合意 米報道 雄星は5番手争いか

 菊池雄星投手(31)が所属するブルージェイズがメッツからFAになったクリス・バジット投手(33)と3年6300万ドル(約86億円)の契約で合意した、と12日(日本時間13日)、大リーグ公式サイトが伝えた。

 バシットはメジャー8年目の今季、自己最多の30先発、181回2/3を投げ、昨季の12勝を上回る15勝を挙げて自己記録を更新。今オフのFA市場ではバーランダーやデグロム、千賀らとともに移籍先が注目されていた。

 ブルージェイズはメジャー通算46勝のバジットに1年平均2100万ドル(約28億7000万円)を投じて先発ローテーションの強化に成功した。エース左腕の柳が左肘手術により、来季開幕は絶望的のため、今季チーム最多16勝のマノアと5年1億1000万ドル(約150億円)契約の2年目のゴーズマン、7年1億3100万ドル(約178億8000万円)のバリオスの3人にバジットを加えた4人のローテーション入りは確定。昨オフに3年3600万ドル(約49億1000万円)の大型契約を結びながら今季は6勝、防御率5・19と振るわず、シーズン終盤にリリーフへ配置転換された菊池は5番目の枠を争うことが予想される。

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