大谷翔平 OP戦1号は初球先頭打者弾 フリーでは150M級連発「ショウタイム!」

打撃練習の合間の笑顔を見せる大谷(撮影・小林信行)
練習の合間にウォルシュ(右)の仕草を見て笑う大谷(撮影・小林
投打の調整の現状について話した大谷(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、ホワイトソックス-エンゼルス」(26日、グレンデール)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が予定されていた先発登板を回避して「1番・指名打者」で出場し、初回に今季実戦1号を放った。この日は3打席に立ち、2打数1安打1打点、1四球。四回の打席を終えて球場をあとにした。

 ド派手な一発。狙い澄ました一撃が敵地の右中間芝生席に突き刺さった。初回。プレーボール直後の第1球。右腕ベラスケスの甘く入った129キロのカーブを完璧にとらえた。推定飛距離125メートル。歓声で迎えてくれた敵地ファンに昨季MVPが最高の形で返礼した。

 兆しはあった。試合前に行ったフリー打撃。17日以来、9日ぶりの屋外練習で150メートル級の柵越え場外弾を連発した。32スイングで柵越え15本。うなり声を上げてバットを振る大谷に向かって同じグループで打っていたスズキは「ショウタイム!」と絶叫した。

 実はこの日は中4日で先発のマウンドに上がる予定だった。しかし、前日に自ら首脳陣に申し出て先発を回避。「中4日でいくと疲れるので、疲労がたまった状態で開幕を迎えなきゃいけないので、スケジュール的にやっぱり難しい。(オープン戦の)試合数も少ないですし、その中で実戦の感覚を養いながら、レスト(休養)も空けながら、ベストな状態で上がれるプランを立てたつもりではいます」。万全の状態で12日後の開幕戦のマウンドに立つための手段。マドン監督は肩や肘のけがや指のまめを否定し、31日のブルワーズとのオープン戦に登板すると発表した。

 この日の第2打席は二回先頭で四球を選んだ。5球連続見送ってフルカウントに持ち込み、最後は高めのきわどいコースを見極めて一塁へ歩いた。

 四回の第3打席は左腕クロシェットに空振り三振を喫した。初球、見送った内角スライダーをストライクと判定された後、外角低めに逃げる138キロスライダーを空振りして追い込まれる。ワンバウンドになったスライダーを挟み、4球目の158キロ高め直球をフルスイングして三振に倒れた。

 前日まで打者で3試合に出場して打率・167(6打数1安打、2四球)。「見え方は悪くないかなと思いますね。多少、タイミングが、やっぱり刺され気味。毎年そうですけど、最初の打席っていうのは、そこかなと。あと、ボール、ストライクの見極めの部分は比較的いいんじゃないかな、例年よりいいんじゃないかなと思ってます」。この日で実戦11打席に立った。「ここからあと何試合出られるか分からないですけど、今年は試合が少ないというのはみんな同じ(条件)。それはもうしょうがないことですし、できる限りの休みを取りながら、出れる試合で打席に立って、投げれる試合で投げて、という感じかなと思います」と話した。

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