走ってもすごい大谷翔平の魅力 傑出する「先を読む能力」指導歴37年エ軍コーチが明かす

 エンゼルス・大谷翔平投手の2021シーズンが終了した。投打二刀流で衝撃的な活躍を見せ、さらにはリーグ5位の26盗塁、同8位の103得点など走塁面でもチームを支えた。指導歴37年を誇るエンゼルスのブライアン・バターフィールド内野守備走塁コーチ(63)は大谷の走塁を絶賛。その魅力について語った。

 ◇ ◇

 翔平は傑出したベースランナーだ。走塁にとても神経を使っているし、細かなところまで私に質問してくる。スピードはリーグ屈指。大事な場面で彼が得点圏にいる時はいつも安心していられるね。

 直感が素晴らしい。分かりやすく言えば、「先を読む能力」。打球が地面に落ちるタイミング、野手の打球処理の動き、打者のスイングから放たれる打球などを予測する。その直感と技量、インテリジェンスの3つの評価はいずれも「A+」(通常は「A」が1番上の評価で、「A+」はその上の評価)。彼がチームにもたらしているものは多い。

 印象に残っている走塁は数え切れないほどあるが、1つ挙げるなら7月2日のオリオールズ戦でのサヨナラホームインだ。同点の九回に四球から二盗し、右前打で本塁へ足から滑り込んだプレー。強肩の右翼手の前に強い打球が飛んだが、スタートは完璧だった。あの場面で最も重要なのは、いかに無駄なく三塁を回るか。彼はそれを見事に実践し、果敢にスライディングした。彼の能力が凝縮された走塁だった。

 盗塁失敗10回はメジャーで最多だって?セーフのタイミングで滑り込んだ後、勢い余ってバランスを崩してアウトになったことは何度かあったが、それには理由がある。ビデオ裁定の影響で多くの選手がタッチを避けるように滑り込んでいたので、私がベースに向かって真っすぐに滑り込むように言ったのです。翔平はそれを実践しただけ。慣れないうちは仕方がない。来年のキャンプでそこは徹底していくつもりだ。

 彼は常に全力疾走している。投手と打者。体のことを思うと、正直、少し力を抜いてほしいと思う時もある。ベーブ・ルースと比較されるけど、他に名前は思い浮かばない。彼はトレンドセッター(新たな流行をつくり出す人)。30年後ぐらいに翔平と比べられるような選手が現れるかもしれないね。

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