筒香、2戦連発7号 移籍後長打率・844 中継局「左、中、右へ運ぶ強さがある」
「カブス11-8パイレーツ」(5日、シカゴ)
パイレーツの筒香嘉智外野手(29)が「2番・右翼」で出場し、初回に2戦連発7号ソロを放つなど、4打数1安打1打点で打率を・189とした。チームは逆転負けで6連敗。
2戦連続2番で起用された筒香が快音を響かせたのは初回だ。カウント2-1から右腕デービーズが投じた外角チェンジアップをバットに乗せた。速度180キロ、飛距離127メートルの打球をセンター左のスタンドへ運んだ。
移籍後19試合(代打8試合)で打率・266(45打数12安打)、7本塁打、13打点をマーク。12安打のうち11本が長打で長打率は・844だ。
前日も同じ第1打席で快音を響かせ、チームを鼓舞した筒香。7号を放った瞬間、中継局の実況は「ツツゴウがホームランをまた打った!」と絶叫。解説は外角球を逆方向へはじき返した打撃を絶賛し、「レフト、センター、ライトへスタンドに運ぶ強さがある」と、筒香の持ち味を視聴者に伝えた。